SERVICE
運転を「健康」と「安心」に変えるプロジェクト
ヘルスケア「運転を続けたい」を、安心して続けられる未来へ。
~運転寿命延伸に向けた健康・見守り支援プロジェクト~
運転を通じた「健康(認知機能の維持)」と、家族や友人との「自然なつながり」を提供することで
移動や運転への「不安・心配」を「自信」と 「安心」に変えていく支援方法を検証中。
日常の運転データと認知機能をはじめとした健康状態の変化を捉えて、適切なアドバイスや気づきを提供するサービス実証を進めています。早期に、日常に溶け込む形での社会実装を目指します。
-
なぜ取り組むのか
高齢化が進む社会において、運転は多くの方にとって「生活を成り立たせる手段」であり、通院・買い物・社会参加を支える基盤でもあります。
一方で、年齢とともに生じうる心身の変化や、周囲の心配から、運転に対する不安は少しずつ大きくなっていきます。私たちは、運転を一律に「やめる」方向へ押し出すのではなく、安全運転を続けられる期間=“運転寿命”
を延ばすための新しい支援の形を探っています。 -
なぜ運転寿命延伸を目指すのか
運転は、認知・予測・判断・操作といった複合的な認知機能活動であり、社会参加や外出機会の維持といった観点からも、健康維持にも寄与すると言われています。
一方で、運転をやめることは生活範囲の縮小や外出機会の低下につながり、暮らしや健康に影響を及ぼす可能性があります。
ご本人の「自信」とご家族の「安心」を両立し、「一生涯移動に困らない社会」に近づけることが、この取り組みの出発点です。
-
私たちがいま取り組んでいること
・日常の運転データから見える「運転の傾向」と、認知機能を含む健康状態の変化を捉える
・本人が無理なく続けられ、家族も安心できる「気づき」や「声かけ」につながる体験を設計する
・専門家やパートナーとも連携しながら、根拠にもとづく支援として成立する形を検証
-
私たちのビジョン
しかし、当事者にとって、運転に関する不安は「本人も家族も言い出しづらい」テーマになりやすく、気づきや対話が遅れてしまうことも少なくありません。
だからこそ私たちは、言い出しづらさを越えて、日々の暮らしの中で無理なく“気づき”を得られ、必要なサポートにつながっていく仕組みが重要だと考え、以下の状態を目指します。
・いつまでもいきいきと行きたいところに行ける
・社会や家族とつながりが持てる
運転を「心配の種」にするのではなく、暮らしを支える前向きな選択として続けられる状態へ。
そして、続けることが難しくなった時にも、安心して次の移動手段へ移れる状態へ。 -
取り組みの特徴
1)“日常の延長”で成り立つ支援
特別な手間や努力を前提にせず、普段の暮らしの中で自然に続けられることを大切にしています。
「続くこと」そのものが、支援の価値になると考えるからです。2)“監視”ではなく“応援”の距離感
ご本人の尊厳やプライバシーに配慮しながら、ご家族が安心できる「ちょうどよい距離感」をつくることを重視しています。
不安を煽るのではなく、前向きな行動をそっと後押しする体験を目指します。3)運転・健康・暮らしを切り分けない
運転の問題は、運転技能だけで決まるものではありません。
心身の状態、生活環境、移動の選択肢など複数の要素が重なって生まれるからこそ、部分最適ではなく暮らし全体を見据えた支援を設計していきます。 -
今後に向けて
私たちは、研究・実証・ユーザー理解を積み重ねながら、必要とされる支援を“使われる形”へ落とし込んでいきます。
その先に、日常に溶け込む形での社会実装を見据え、運転の継続/卒業のいずれにおいても、その人らしい生活が続いていく社会の実現に貢献していきたいと考えています。※本ページは取り組みの方向性をご紹介するもので、医療行為や診断を提供するものではありません
関連プロジェクト: 日常の運転と認知機能に関する研究プロジェクト